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いつも笑顔で歩く道

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完全離脱

誕生日の日、午後から彼を迎えに車を飛ばす。


彼を助手席に乗せ、2人で出かけた
ものすごく普通のデートだけど、なんか楽しくて。


甘えキャラな彼とのデート
社会人のアタシが、支払いして当然と思ってたのに
自分が全部払うと言って、アタシの手を払いのける彼が、
なんだか意外だった。


帰りの車の中、2人手を繋いだ
そこに言葉なんて なかったけれど。


夜は2人、ワインで乾杯した。


「何に乾杯する?」

「もちろんアタシの誕生日にw」

「えーー!!今日誕生日なの?何で言ってくんないの??」

「ぇ・・今言ったじゃん」

「誕生日だって知ってたら、もっと違うこと出来たのに!」

「ぃや・・そー言うと思ったから言わなかったんだよw」

「今からケーキ買いに行ってくるよ!」

「行かなくていいしw」


なんだか、怒ってふてくされてる彼がかわいくて。


「もう1つ言いたいことがあるんだけど。
また怒るかな」


「まだ何か あるの?怖い~!!」


耳をふさぐ彼の手をどけたアタシ


 「らん丸、大好きだよ」言いながら彼にキスをした。


アタシは彼を誘った時から、今日彼に飛び込もうって決めていた。
あの日のトモダチ発言は、このための準備にすぎなくて。


受身のアタシからの、完全離脱


アタシが勝手に彼に惚れて、アタシが勝手に彼を口説いた。
例え、いろんな人からの反対があっても、アタシが口説いたんだから
彼のせいになんてさせない。


彼には口が避けても言わないけど、この時はアタシが
このかわいぃ彼を守らなきゃいけない気がしてた。


女は男に口説かれることが幸せだと思ってたあの日。
そんなアタシが、はじめて男を口説いた瞬間だった。


若い彼の一時的なお遊び恋愛だとしても、今ある気持ち大事にしたいって思った。
アタシはやっと飛び込みたい相手と 出会えたのだから。


でも彼は、突然 ちゃんと座り直すと真顔で言った


「俺は、リオさんに会った時から、惹かれてて。
メールから伝わってくるリオさんのマジメさとかも、
どんどん惹かれていった。
どれだけ突き放されても、毎日のメールが俺は楽しくて。

BBQで再会した時は、うれしくて。もう気持ち抑えられなくて。

いろんな人から、いろいろ言われることあると思うけど、
俺は 適当な気持ちで付き合う気はないから。
だから俺の彼女になってほしい」



いろんな人から、いろいろ言われてる・・・
そんなことアタシ一言も言ってなかった。

きっと彼も、まわりから何か言われてるんだろうって思った。


そんなアタシの頭をなでながら、彼はアタシを優しく抱きしめた。

そして、何度も言った
「大丈夫だから 安心してて」


そしてアタシたちは、再びキスを交わした。
それは、とても優しいキスだった。




惚れた男になら、傷つけられても構わない。
そんなふうに覚悟して、飛び込んだはずだったのに。


勢いで飛び込んだ数日後
秋の心地良い風が吹く中で


忘れようとしても、忘れられない心の傷
変われない自分の弱さを思い知った


アタシの口から出た言葉。
それは、何もかもを終わらせようとする言葉だった。


。・。・゜☆ 最終回まで あと2回 ☆・゜・。・゜

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2006-09-17 | 恋愛 | cm : 6 | tb : 0

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