smiley smile

いつも笑顔で歩く道

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2007年11月19日(月)

仕事が終わり、一息つく間もなく家事という
仕事がはじまる


帰宅と同時に、お米を洗い炊飯器のスイッチを入れる

その間、お風呂の残り湯で洗濯をし。

洗濯機がまわっている間に、夕食の支度をする


自分ひとりなら手抜きできる食事も、父のことを想うと
バランスも考え、おかずも2品以上にしようとメニューも
考える


食事が終わり、後片付けをすませ。

お風呂を洗い、湯を注ぐ

その間に、また洗濯物を干し。

翌日会社に着て行く制服に、アイロンをかける。


お風呂から出て、TVを見ながら、あの人とメールをする

あの人とのメールで眠りに落ち。

翌朝、あの人のモーニングコールで目を覚ます。


お弁当を作り、残り物で簡単な朝食をすませる

メイクをし、髪を整え、会社へと車を走らせる


こんな毎日が、日課になりつつあり。


慣れてきた自分がいる分、それだけ母が居ない日常が
続いていることを感じる。


一週間の食材を、まとめ買いをするために、父から渡される1週間
5,000円の食費


残りは自分のおこづかいにするために、なんとか3000円以内に収めようと
セコい節約メニューを考えることも。


なんだか楽しかった。


正直しんどいと思う時もあれば、1人暮らしの頃のほうが
もっと気楽だったと思うアタシもいる。


結婚もしていない上に、主婦でもないアタシ。

もともと家事は好きだったけれど、やっぱり違う。

やらなければならない状況におかれることも。

自分だけのタメじゃないことも。


これが新婚だったなら、気分は格段に違っていただろう。


心の準備もなく突然やってきた状況に、正直愚痴を言いたくなる時もある。


でも面倒くさいと言ったなら・・。

今日は疲れてるから・・と言いながら家事をこなしたなら。

きっと父が気にするだろう・・。


そう思えば思うほどに、愚痴は言わないと心に誓い
今の状況を楽しんでいるフリをしてみせるアタシがいる。


休日も、昼間から友達の家に遊びに行き。

くだらないことでお喋りしながら、夕食もどこかで
適当に友達とすませては夜遅くに帰宅していたアタシ。

遊びに行ってくるね・・というアタシに、父が言う

「晩御飯は適当にすませるし、遅くなっていいからな」

食事なんて自分で作れないくせに、そんなことを言う父が切なくて。
どうしても放っておけず


夕飯の支度があるからと、5時には帰宅するようになった。



でも本当に、楽しいこともある。

それは職場のおばちゃんと、料理の話で盛り上がるように
なったこと。

野菜を貰う度に、いろんな料理を教えてもらって
レパートリーが増えたこと。

料理の腕が上がってきたこと。

そして、そんな料理を父が「おいしい」と言いながら
食べてくれること。


そんな毎日を、アタシなりに楽しんでみようと思った。

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2007-12-30 | 笑顔の記憶 | |

2007年11月18日(日)

今日は日曜日


相変わらず里帰りしている母は、まだ当分帰って
こられないと知った


理由は・・母の弟が、病気になったからだった。


働けなくなった叔父。


叔父は50歳を迎える手前の働き盛り。

でも、独身だった。


祖母と2人で暮らす叔父。


既に80歳になる祖母は体も弱く若干のボケもある。


当然のことながら、病気の叔父の面倒なんて見ることも出来ないため
母が面倒を見ることになった。


厄介なのは、叔父がただの病気ではなく、精神的な病だった
こと。


普段は愚痴も言わない母が、今回ばかりは父に愚痴を言って
いることに、アタシは驚いた。


相当参っているんだろう。


父は亭主関白で、以前母が会社に勤めていた頃、帰宅が10時を
過ぎようと、家事を手伝うようなことはしない人だった。


それどころか2人は仲も悪く、アタシが中学生の頃から
既に家庭内別居。口を開けばケンカばかりだった。


そんな2人を見て育ったアタシは、当然結婚に対して夢も希望も
持つことはなく、結婚に対して冷めた感情さえ抱いていたかも
しれない。


でも、ここにきて。

亭主関白だった父が、変わってきた。


仕事帰り、毎日様子を見るために、母の元へ通っている。


母が手伝う予定だったバザーへ変わりに行き、フランクフルトを
焼いている。


台所へ立つことさえ嫌がっていた父の、母に対する優しさを知った。


こんな非常事態が起こって、はじめて家族というものの意味を考えた。


結婚をせず独身でいる叔父の家。

母を支える父の姿


そして、様々な問題を、目の当たりにして。


結婚に対する考えが、アタシの中で変わりはじめている気がした。


それは叔父を見たから・・だけではなく。

やっぱり父の・・母に対する優しさだったかもしれない。


32年間、一緒に暮らしてきたのに、今はじめて見た母に対する
優しさに、胸を打たれたせいなのかもしれない。


いろんな想いが、アタシの中で渦巻く。


たまらない不安に襲われながら、家の外に出ると
空に、とても大きな虹がかかっていた。


そんな虹を見ながら、思い出していた。


1ヶ月前に、あの人とはじめてデートをした日に
2人で見た虹を。


あの人に、虹が出ていることを伝えたくて、写メを送った


あの人から、すぐ返事が届く


「オレも今虹発見したから送ろうと思ったのに、先越された><」

「なんかいいねwこーいうの^^」

「うんwいいねw名古屋のデート、思い出した」


会えない日曜日。


離れた場所から、同じ虹を見て、同じ記憶を辿ってたアタシたち。


虹のおかげで、少しだけ心が穏やかになった。

あの人が、また少しだけ幸せな気持ちをくれたから。


もう少しだけ、あの人の傍にいたい・・・

もう少しだけ、あの人の優しさに甘えていたい・・


あと・・もう少しだけ。

あの人の傍で、現実逃避をさせてください。


まるで、すがりつくように願うアタシがいる

2007-12-29 | 笑顔の記憶 | |

2007年11月17日(土)

火曜日も会って、昨日も会ったのに、今日も会える


そう考えただけで、嬉しかった


こんなに会っているのに、飽きることもなく。

変わらない あの人がいることが嬉しかった。



会社の後輩が、最近曲づくりに目覚めている話になった。


曲は思いつくのに、歌詞が思いつかないから考えてくれ・・と
言われた あの人は、最近そんなことばかりを考えていて。


考えた歌詞教えてよ・・・というアタシに

「それはイヤだ」と照れるあの人がいた。


無理矢理教えてもらった歌詞を、全ては覚えてないけれど。

心に響いたフレーズだけを書き並べると、こんな感じだった



線香花火

言葉を交わさなくても 2人の気持ちは1つになった

あの日から キミへの想いが大きくなっていく

キミの瞳に映るもの

その瞳で ナニを見ているの?

愛想笑いだったキミが

ボクの前でお腹を抱えて 笑ってる


こんなに人を好きになるなんて

今までの恋愛は なんだったんだろう


友達という境界線

超えられない ガラスの壁

・・・


顔に似合わずくさい詩に、笑いながら茶化すアタシがいたけれど。


本当は照れ隠しだった。


あの人の想いが、伝わってきたことが嬉しかったから。


それと同時に、あの人も同じように壁があることを
感じているんだと知った。


アタシたちの間に、見えない境界線があることを。



暫くしてから、タバコを吸う あの人がいた。


禁煙する・・って言ってたけれど、結局続かなかった あの人に笑った。


そんなコト、大した問題じゃなかったけれど。


タバコを吸ったからこそ、知ったあの人の優しさがあった。


今までも、タバコを吸う男は、車内に煙が入らないように窓を開けて
外を向きながら 吸っていた


もちろん、あの人もそうだった


背中を向けられたその瞬間が、たまらなく距離を感じて寂しいと思う
アタシがいたけれど、そんなことは慣れてしまうような些細なコト
だった。


でも、あの人は。


タバコに火をつけ、煙を吐きながら・・


当たり前のようにアタシの手を握った


そんな優しさが、愛しかった

2007-12-28 | 笑顔の記憶 | |

2007年11月16日(金)

今週は本当に忙しい。


火曜日にあの人と会って、ストレス発散させてもらって。


でも・・やっぱり積もるストレスは、アタシを苦しめた。


原因は、いつにも増して忙しかった仕事と。

いつもより5日も遅れていたブルーデイへの不安と。

遅れたせいで一層激しさを増していたブルーデイのお腹の激痛と。

年末調整で何度も目にした、あの人の書類と。

旅行の準備で何度も目にした、あの人の書類。


イヤなことが全て重なったストレスは、もう言葉にならない。


でも・・余計なことを考えて、凹み続けていられなかった
のは、いつにも増して忙しかった仕事のおかげで。


家に1人でいても、余計なことを考えていられなかったのは
母が実家へ里帰りしていることで、家事全般を任せられた
忙しさのおかげだった。


ヒマであればヒマであるほどに、余計な考えは留まることをしらず
溢れだし、後悔も躊躇せずに勢いで決断してしまうアタシがいる。


それをさせてくれなかった忙しさに、感謝するべきなのかはわからない。


勢いでの決断も、こんな関係には必要なのかもしれない。


でも、想いが単純じゃない今は、簡単な決断ではなく
じっくり考えて決断したい。


後悔だけはしたくないから。


なんて。


ただ単に、あの人と離れたくないから言い訳してるだけ。


そんな自分に、ちゃんと気づいてる。


アタシさえ我慢できるなら、それでいいって想ってるだけなんだ。


夜、あの人から電話が来た

「今日どーする?そーいえば何も言ってなかったけど」


そう言われたことが、なんだか嬉しかった。


数日前、土曜日に会うことは約束してた。
だからこそ金曜日も会えるなんて、思ってなかった。


なのに、あの人は会うつもりでいたみたいだったから。


そう聞かれたアタシは、相変わらず素直じゃなくて。

「明日会うと思ってたwどっちでもいいよw」なんて
答えてる。


仕事が終れば・・ってことになったけれど。


それでも2日連続会うつもりでいたあの人の気持ちが
嬉しかった。


義務じゃないと・・わかるから。


アタシのことを好きでいてくれる気持ちが、伝わって
くるから。


アタシは、あの人が会いたいって思ってくれる日は
いつだって会いたい。


でも、そんなこと言えないから。


ただ待ってるしか出来ないから。


だから、こうして「今日どうする?」なんて自然に言って
くれるようになったことが、嬉しい。


あの人を独り占めできないことは、わかってるから。


だから、せめて・・。


週末の夜だけでも、独り占めさせてほしい。


欲張りなアタシだけど、平日も、日曜日もこんなに我慢して
るんだから。


せめて今は、週末だけでも独占させて。


不安な日曜日も平日も、掻き消してほしい。


お願いだから。


今日どうか・・・アタシに会いにきて。


たった10分でも、5分でもいい。



変わらないあの人がいて。

前よりずっと、優しくなったあの人がいて。

変わらずソコにいてくれるのに。

アタシは、ちょっとのことでスグ不安でいっぱいになる。


だからお願い。


今日はアタシに会いにきて。


アタシの不安を、掻き消して。

2007-12-27 | 笑顔の記憶 | |

2007年11月13日(火)

今日は遅番なのに、研修で5時上がりのあの人がいて。


会いたい・・そう言われ、会った


平日の仕事帰りに会うことは、はじめてだった


また、いつもの公園でお喋りをしながら、
いつにも増して、今週は仕事が忙しいとボヤくアタシがいた。


数ヶ月前まで派遣で来ていた女性が急遽退社したことで、
1.5人分の仕事をこなす状態。


「社長から頼まれたプレゼン資料、急ぎで作って!
オレが作るより、五十嵐さんのほうが早いから!」


なんて言いながら、何でもかんでもアタシを頼り
至急の仕事を回してくる上司たち。


猛烈な勢いで仕事をこなしている傍では、正社員のおばちゃん達が
世間話に花を咲かせている。


アタシは派遣社員のはずなのに、正社員より忙しいのはなんで?
とストレスいっぱいボヤくアタシ


過去の記憶を辿ってみても、自分の好きな男や彼氏に対して
仕事の愚痴を言った記憶はない。


仕事の愚痴など、同じ会社の友達にしか言わなかったのに。


同じ会社で、近すぎず遠すぎない距離で仕事をしていることが
お互いに愚痴が言いやすい理由なのかもしれないと感じた。


それが・・なんだかとても不思議な感覚だった。


好きな人であり、会社の愚痴も言える友達でもあることが。


そんなアタシに・・

「りおのストレスは、全部オレが吸収してあげるからね」


なんて言いながら、アホなコトを言ってアタシを
笑わせてくれた。


そんなアホな発言に爆笑してるアタシがいて。


思いっきり笑った後で、すっかりストレスも発散している自分
に気づいた。


そして、アタシの口真似をするあの人に言った


「あ・・それアタシの口真似!そのセリフ言ったことあったっけ?」


「よく口にしてるよ。なんだかんだ言って、俺たち結構長く一緒に
いるからさ。いろいろ知ってるよ」


まだお互いのこと知らないことだらけだけど、ずっと一緒にいるみたいだ
なんて言ってたのは、つい3ヶ月前のことで。


3ヶ月もこうやって一緒にいれば、いろんなことを知っていくのは
当然なんだろう。


でも、そのセリフに・・まだ何も知らなかった頃のアタシたちじゃ
ないんだと・・妙に心に響いた。


あっという間に過ぎ去った3ヶ月


短いけれど、とても濃い・・そんな3ヶ月


変わらないあの人と、変わらないアタシがいる気がしたけれど
心の距離が近づいて、お互いに変わりはじめてる気がした。

2007-12-26 | 笑顔の記憶 | |

2007年11月10日(土)

今日も結局あの人と会った

早番だったあの人と、昼間の公園で。


「オレたち、結局毎週会ってるね。毎日会社でも会ってるけど・・」


本当にその通りだと思った


いろんな話をしながら、笑いながら。

あっという間に、また日が暮れていた


途中、あの人の携帯が震えた


「電話?」

「うん」


出ようとしない あの人がいて。

なんとなく奥さんからの電話なんじゃないかと思った。


「電話に出なよ。アタシ、トイレ行ってるから」

「べつにいいよ。」


携帯の奮えが止まった時、あの人が言った


「オレね、時々考えるんだ・・」

「なにを?」

「まぁ・・いいや。なんでもない」

「気になるじゃん。言ってよ」


少し・・言いにくそうに、あの人が言った


「今の電話、奥さんからなんだけど。」

「・・うん」

「オレが奥さんと別れて、りおと付き合ったとしても
リオは不安になるんだろうな・・って。」

「なに言ってるの?」

「前に言ってただろ?元彼に浮気されて、それから信じられなく
なったって話し。

別れて、りおと付き合っても、またオレが他の女と・・って
りおは不安になるんだろうな・・。」

「そんな、出来もしないこと口にしないでよ」

「でもやっぱり、考えなくてもいいことまで、考えるんだよ」


アタシだっていろんなことを考えてる。


常に、最悪の事態を想定して、うろたえないように・・考える。


だから、あの人だって考えるのは自由だ。


でも・・口にしないでほしかった。


そうなりたい・・というわけではなく、そうなったなら・・という
仮定の話をしているだけ。


その可能性を考えている あの人の言葉で、無意味な期待をし。

その可能性の先が、結局上手くいかないだろうという結論で
現実に打ちのめされただけのこと。


そして。

「オレは家族を壊せない。」

最初にあの人が言った言葉。それが、あの人の本心で。


一緒にいられない理由を、告げられただけだ。


そーいう意味で言ったんじゃないのかもしれない。

でも、そーいう意味で受け取ったアタシがいる以上
その言葉の意味は、受け取り手の自由になる。


なのに・・アタシは考えてしまうんだ


あの人が、何もかも捨てて、アタシの手をとってくれるのなら
・・なんて夢物語を。


あの人が、そんなもしもの話まで考えてくれてることが
嬉しくて。


考えてしまうんだ。


だって、あの人と大介は、まるで違う。


夜の街で、当然のように大人の遊びをし、自分から口説かなくても
勝手に女のほうから寄って来るほどにモテていた。


そんな女たちと上手く遊んでいた大介と、マジメなあの人では・・・
全然キャラが違う。


アタシがあの人に不安になるとすれば、たった1つだけ。


奥さんと比べられることだけだ。


何もかも捨てて、アタシの手をとって。

いつか後悔するんじゃないかと・・不安になるだけだ。


全てを失って、手に入れるほど価値のない自分に
嘆き、怯えながら。


それはきっと、浮気をされるかもしれないという不安とは
比べ物にならないだろう。


家族を不幸にし、誰からも祝福されず、非難の目にさらされながら
一緒になることに何の光もない。


思ったことをスグ口にする あの人に、振り回されそうに
なる感情を、必死で抑えながら。


そんな夢物語を、闇の中へ掻き消した。


アタシはイヤになるほど、リアリストで。


あの人を想う感情に溺れて、自分を見失うこともない。


そんな仮定の話、これ以上深く話す必要もなく。

別れて一緒になったら・・・なんて話、考える必要もない。


どうせいつか・・終わりがくるのだから。


今考えなきゃいけないのは、記憶の中の2人が笑顔でいることだけ。

いつか、いい思い出に変わるように。


ただ必死になって、自分に言い聞かせながら、割り切ろうとしてる
アタシがいる


だからこそ。


そんな可能性の話なんて・・・口にしないでほしかった。

2007-12-25 | 笑顔の記憶 | |

2007年11月8日(木)

今日 夢を見た


夢の中で、目の前にいるお医者さんに相談していた。


そこは、産婦人科だったけれど、担当医はいつもと
違い、見たこともない女医さんだった


実際の話、アタシの卵巣は、ブルーデイの数日前から、いつも左側が
右側の3倍に腫れ上がる


それによって、度々襲ってくる激痛


昔から、この痛みは盲腸なんじゃないか・・と疑いながら、何度も内科へ足を運び
その度に「キミは盲腸じゃない」と言われ続けてきた想像盲腸女だった。


盲腸疑惑を抱いていたせいで、この痛みが婦人科系の痛みだとは
気づくわけもなく。


ブルーデイの痛みも、みんな同じようなもので、それが普通だと思っていた。


だからこそ、痛み止めの薬なんて飲んだこともない・・というアタシに
相当痛いはずなのに、よく我慢してたね・・と医者が愕いていたのは現実のお話。



そんな体なんだと知った時から、ものすごく痛いと思うようになったから
不思議なものだ。


熱を計って、思わぬ高熱だった時に急激に襲ってくるダルさ・・それと
似たような感覚かもしれない。


病は気から・・・とも言うんだろう。


そのことを、夢の中でもいつものように相談していた。


でも、アタシの相談をよそに女医さんが言った


「検査でわかったんだけどね、あなたのお腹に子供がいますよ」と。


暫く呆然としながら、アタシが最初に口にした言葉


「こんなに激痛が走ってるのに、アタシは今子供を産めるんですか?」と。


女医さんが優しく微笑みながら言った


「大丈夫よ。普通の出産より大変だけど、がんばろう」と。


それを聞いて安心してるアタシがいて。


次の瞬間、それが、あの人の子供だという不安に襲われた。


そして。


あの人と別れ、1人で育てることを考えていた


そのために・・自分がどうするべきなのか考えながら・・・。


あの人を困らせないために、どう嘘をつこうかと考えている
アタシがいた。


「他の男の子供ができたの。実は結婚することになったから
もうこうやって2人では会えない」


そんなセリフを言おうと考えていた。夢の中で。


同じ会社にいる限り、それが嘘だとバレないように
1人で結婚指輪を買いに行こう・・とまで考えていた。


いつの間にか目が覚めていて。


目が覚めた後でさえ、考えているアタシがいた


こんなふうに考えながら目が覚めたのははじめてで。

夢と目覚めの区切りが、見当たらなかった。


それでも、この夢を見たことで
自分の本心に気づいた


こんな体だからこそ、子供を産めるのかを真っ先に聞いたアタシがいて。


最近年々酷くなっていく痛みに、やっぱりどこか不安を抱えていた自分
に気づいた。


産めると言った女医さんの言葉に、子供ができた不安よりも先に
安心したアタシがいたことで・・。


そして・・・もしも子供が出来たなら、1人で育てようとする自分が
いることを知った


あまりにもリアルだった夢は、現実に近すぎて怖くなったけれど。


女だからこそ考える不安が、ありありと夢に反映されていて。


夢に教えられた気がした。


そして・・


もう1つ気づいたことがあった。


アタシは・・あの人を困らせないためなら、どんな嘘でも
ついてしまうんだ・・ということに。


結婚しているあの人と、一緒にいるということは、そーいう
覚悟もしなきゃいけないんだろう。


年齢的にも、体のことを考えても。

そーでなくても。

アタシには、子供をおろす事なんて出来ないのだから。


だからこそ、好きな男にしか抱かれたくないという女が
多いのかもしれない。


毎月のブルーデイで子宮を意識する女たちは

伴う痛みとともに、自分が女であることを意識し。

触れ合うことに対して、より現実的な考えを持つようになっていく。


夢見がちな男と。

現実的な女たち。


女が夢見る少女でいられないのは、やっぱり女だからなんだろう。


そんな女特有の現実的な不安を、現実に引いてしまう男たちに、
わざわざ言う女は少ない。


そんなことを常に考えながら、触れ合うわけじゃないけれど。


1人になった時、やっぱりこうして考えている女が多いことが
現実なんじゃないかと思った。


そして気づくんだ


次のブルーデイが来た時に、その痛みさえも安心感に変わって
いる自分がいることに。


年齢を増すごとに、より現実的になっていく。


産める限界が、近づいている現実を・・より意識していくように。


女の幸せは、愛した男の子供を産むことなんじゃないか・・ということを。

2007-12-23 | 笑顔の記憶 | |

2007年11月7日(水)


仕事をしていると、部長が言った


「そろそろ年末調整の書類を作成しないとな。
昨年の書類を参考にしながら、ちょっとやってみてくれないか」


言われた通り、過去の書類を参考にしながら作成をはじめた。


あの人の書類にとりかかった時


一昨年の年末調整の書類を目にした


手書きで書かれたその字が、あの人の字ではないということに
すぐ気づいたアタシがいて。


奥さんの字だと思った。


女の子らしい小さなかわいい字ではなく、男らしい
勢いさえ感じられる とてもキレイな字だった


アタシは、その字を暫くの間見つめていた



見えないからこそ、膨らんでいく想像に

ただ打ちのめされながら。


そんな知りたくもないことまでも、日々知っていく現実が
ただ辛かった


汚い字だったならよかった。


ただ、かわいいだけの字だったならよかった。


なぜなら。


アタシは、こーいうキレイな字を書く女性が・・好きだったから。


アタシの中で生まれた、おかしな感情


あの人が好きになった奥さんを、好きだと感じた自分がいる


あの人が好きになった奥さんが、キレイな字を書く人で
嬉しいと思ったアタシがいる


あの人が好きになった奥さんが、変な女じゃなくてよかった
と思ったアタシがいる


この感情は、なんなんだろう。


あの人の傍にいつもいる人が、キレイな字を書く人で
よかったと思いながら、ただ泣いているアタシがいる


悔しいんじゃなくて。


ただ・・悲しい。


なんだかとても・・・悲しいんだ。

2007-12-20 | 笑顔の記憶 | |

2007年11月6日(火)

どんどん優しくなっていくあの人がいる。


早番の週は、あの人からのモーニングメールで目を覚まし

遅番の週は、あの人からの「おやすみ」メールで眠りに落ちる



出勤すれば、毎日職場にいるあの人に会い。


アタシが寝坊して、朝食を食べ損ねれば

仕事中にパンやお菓子を届けてくれる あの人がいて。


アタシが仕事の愚痴を言った翌日には

必ず用事を作って、声をかけにきてくれる あの人がいる


アタシは人と話す時、たまに出る微妙な癖があって。


その癖は、同じ会社で長年一緒に勤めていて、とても仲の良かった
同期のNに指摘され、自分でもはじめて気づいた癖。


後にも先にも、Nしか気づいていない癖。


なのに、それに最近気づいて、笑いながら真似するようになった
あの人がいる。


長い付き合いになる親友でさえ気づかない癖に、気づいたあの人。


思えば、学生時代からの付き合いの長い親友よりも、同じ職場で
仲良くなった友達のほうが、お互いを知っていて。


いい面も、悪い面も。


ありとあらゆる場面での、いろんな顔を、お互いに知っている。


アタシたちは、そーいう環境の中でとても濃い付き合い
をしているんだということを、改めて感じた


そして先週末の夜、2人で会った時


仕事の愚痴を、かなり具体的かつ本気で話す口ぶりに、
相当滅入っているのを感じた


そんなあの人を励ますことに必死だった。

想像の話ではなく、短いながらも同じ会社で
働いてきたアタシが見て、感じていることを口にした。


そんなアタシに、あの人が言った


「ちゃんと・・見ててくれてるんだね。
ありがとう。なんか、オレやる気になってきた」


そう言われて気づいた。


アタシもあの人のことを、いろいろ見てきてたんだな・・と。


いろんなあの人を知っていく アタシがいて。

いろんなアタシを知っていく あの人がいる



不倫というのは、1ヶ月に1~2度会える程度の付き合いで。


電話もメールも、自分からすることも出来ずに、相手からの連絡を
ただ待ってるだけのものだと思ってた。


必要以上に、お互いを干渉し合うこともなく。

必要以上に、お互いを知ることもない。


そんな付き合いだったなら、お互いの絆を深めることもなく
居ても居なくても、変わりない自分の生活を保っていられたんだろう。


なのに、今のあの人は、アタシの毎日に深く関わってくる


普通に付き合う 彼氏以上に・・。


あの人の居なかった毎日が、もう思いだせないほどに・・。


いつもソコにいる あの人がいる

2007-12-19 | 笑顔の記憶 | |

2007年11月4日(日)

昨日の夜、飲み会で出会ったK君と2人で飲みに行った


普通のデートを堂々としていることに、少し癒されたアタシがいた。


笑って、おしゃべりして、いっぱい食べて。
2人でのデートは、思ったよりも楽しかった。



それでも、時間が経つにつれ、アタシは時計が気になりはじめた。


あの人が・・今日も迎えに来ると言っていたからだった。


何時に帰るかわからないから・・と言ったものの、待っている
あの人を想うと、待たせたくはなかった。


案の定、2人で会った時に、あの人が不安を口にした


「オレ・・りーちゃんが他の男と一緒にいるって考えただけで
すげぇ苦しかった」


アタシは、奥さんと一緒にいる あの人を想像しただけで
毎日苦しいんだよ。


そう言いたかったけれど、言えなかった。

それを口にするだけでも、苦しかったからだった。


「オレ・・今週ずっと不安だった。

りーちゃんからメールの返事が来なかったり、妙に態度が
そっけなかったり。

また、この前みたいに「もう会わない」って言われるんじゃないか
って考えるだけで、怖かった」


少し距離を置こうとしたアタシの態度に、やっぱり不安になってたん
だ・・・と思いながら、アタシはただ黙って、あの人の言葉を頷きな
がら聞いていた


「ごめん」っていうのも変だし、「大丈夫だよ」とも言えなくて
ただ黙って聞くことしか出来なかった。


そして沈黙の後・・あの人が真顔で言った


「もう・・こうやって2人で会うのは辞める?」


なぜ・・突然このセリフを言ったのかわからなかった。



なんで、そんなこと急に言うの?そんなのイヤだよ。


そう叫びながら、あの人にしがみつきたくなった。


でもアタシは・・言った

「うん・・・いいよ」と。



言いながら、精一杯の笑顔を見せた自分を
女優だと思った。


長い長い沈黙が続いた。


ものすごく長いと感じた沈黙だった。


そして・・・。


「やっぱり・・・・・今はイヤだ」


そう言いながら、しがみついてきたのは あの人のほうだった。


それを聞いた時に気づいた。


本当は離れたくないと思ってるのに、これ以上傷つくのが
怖くて 別れを口にした あの日のアタシがいて。


本当は離れたくないと思っているのに、アタシが辛い思いを
していることがイヤで、別れを口にしたあの人がいたことに。


それでも、結局お互いに・・離れなきゃいけないと思いながらも
離れられない。


「終わり」を口にする方が、ゆるぎない決意を持てば
口にされた方は、受け入れるしかなく。



引き止めてしがみつけないことを、お互いに知っている。


そして・・・。


会う度に、今日で最後になるかもしれない・・という不安に
心を引き裂かれそうになるアタシがいるように。


不安に怯えている あの人がいるんだと気づいた。

2007-12-17 | 笑顔の記憶 | |

2007年11月2日(金)

今日も休憩時間、M君がアタシの傍にまとわりついてきた。


それでも、結局こーして気軽に話しが出来る同年代は
少ないこともあり、他愛ないお喋りの相手をしてくれる
M君の存在には、感謝の気持ちさえ生まれていた


そして、こんな話になった


「そー言えば、忘年会行く?」

「行くよー♪みんな行くって?」

「たぶん行くでしょ!現場のヤツらは忘年会よりも、その後が
楽しみで仕方ないんだから」

「その後って?もしかして・・女の子がいるお店?」

「そうそうw」

「男って・・なんでそーなんだろうねぇ。
もしかしてK君(王子)も行くの?」

「アイツも行くよ!最近は減ったけど、前はみんなして
毎週のように行ってたし」


爽やかそうなイケメン王子K君も、やっぱり男なんだなぁ・・と
軽くショックを受けたアタシがいた。


まぁ男なんて、みんなそーなんだってコト。
そーじゃない男は稀だってことも。


とっくの昔から知ってはいたけれど。。。


そしてアタシは悟られない程度に軽く聞いた


「陸奥さん(あの人)は、そーいうの好きそーだよねぇ。
もぉ大好きって感じじゃん」


アタシが以前、あの人にそんな話を聞いたことがあって。


あの人はこう答えた


「オレ、そーいうの好きじゃないから行かないよ。
行ったらハマりそうな自分もイヤだし」


その言葉は、アタシに嫌われないための嘘かもしれない。

出逢った頃のあの人は、本当にそんな印象だったのだから。


そう思いながら、M君に聞いたアタシがいた


聞かなければよかったと、後悔する自分がいることも
わかってるのに。


「アイツもそーいうお店大好きだよ」


なんて言葉を聞いたなら、男だから仕方がないと思いながら
も、ショックを受ける自分がいることをわかってるのに。


つい聞いてみる自分に呆れてしまう。


でも、M君は言った


「あぁ、アイツは行かないねぇ。
アイツ、そーいう場所キライだし。

ムダなコトにお金を使うこともキライだしね。」


少しでも疑った自分が、情けなくなった。


軽そうなコト口にするけれど、実はマジメなんだってことも。


あの人との時間を共有するほどに、気づいていたはずなのに。


あの人の言葉を、まだどこかで疑ってるアタシがいて。


男を疑ってかかるクセが、なかなか治らない自分に、
申し訳ない気持ちでいっぱいになった。


でも・・・。


付き合った男は、いつだって夜のお店が大好きで。


女の子が大好きで。


共通の友達が多すぎた大介の時なんて、知人経由で聞く
過去の大介の話に、ショックを隠しきれない日もあった。


海外で風俗に行き・・女があまりにブサイクだったから
「チェンジ!」と叫んだ・・なんて話に失笑しながら
男なんて、そんなものだから諦めろと教育されていた気さえする。


同じように共通の知人が・・、ぃやそれ以上に普段の繋がりが
深い共通の知人が多い あの人なのに・・


知人経由で聞く話にまで、心があったかくなった。


そーいう男ばっかりじゃないんだ・・・と。

2007-12-13 | 笑顔の記憶 | |

2007年11月1日(木)

会社にM君という1つ年下の男がいる


M君がアタシに気があることは、うすうす感じていた


帰り際、いつも大量のゴミを捨てに行くアタシを ほぼ毎日
待ち伏せしては、1つ持ってくれたり。


誕生日の日、わざわざ1房6000円もするブドウを
取り寄せてプレゼントしてくれたり。


社員旅行も、社員は無料でも今はまだ派遣のアタシは
実費で行くしかないから、行かないと言えば・・


「りお姉が行かないとつまんないじゃん。
わかった。旅費はオレが出してやるよ。だから行こう?」


そんなM君に戸惑う毎日。


あまり・・・性格的に好きなタイプではないのに、
無邪気になついてくるM君を、冷たく突き放すこともできず
ただ困り果てていた。



M君は、運勢的なコトにとても詳しく。


生年月日や、名前からその人の運勢を読み解くことを
得意としている。


なにやら、自宅にある素人では解釈できない分厚い本を
見ながら、調べるのだとか。、


あまり好きでもなく、まして占い師でもない彼に
自分の運勢を読み解いてもらいたくはない。


なのに・・・。


「りお姉は冷え性だから、冬は特につらいでしょ?」

「アタシが冷え性って、言ってないよね?なんで知ってるの?」

「だって、生年月日から見ても水だから、冷え性でしょ?」


・・・そんなM君が、たまらなくうっとーしかった。



お願いしてもいないのに、勝手に調べてアタシの運勢を説明する
M君がいて。



でも、その読み解いてくれた運勢に・・動揺したアタシがいた。



「りお姉はね、結構出かけてるって聞いたけど
本当は家にいるほうが好きで、安心できるハズなんだよなぁ。
なのに出掛けてる今は、本当は満足してないハズなんだ。」


「まぁ・・・家に居るほうが好きだけど、出掛けるのは
キライじゃないよ。家に居るほうが好きだけど。。。

そんなこと誰にも言ったことないのに、なんでわかるのよ。」


「りお姉はね、名前から見ても、生年月日から見ても
”不倫”に縁があるらしい。
例えば、不倫した男が、家族と別れて自分と一緒になったり
もしくは、ずっと不倫関係を続けたり。
注意したほうがいいよ」


「不倫なんてしてないよ・・・」


「してる、してないじゃなくて、縁があるって言ってんの。」


「へぇ・・あっ!そろそろ休憩終わりだっ!仕事しなっ!」


「はーいw」


そんな運勢はイヤだと・・・心の中叫んでいた。


不倫をずっとし続けることも。

誰かを不幸にして、自分が幸せになることも。


どっちもイヤなんだ。


M君が言う運勢なんて・・・アタシは信じない。


絶対に信じない。

2007-12-11 | 笑顔の記憶 | |

2007年10月31日(水)

自分が情緒不安定なのがわかる


昨日、そんなコト知りもしないあの人から、無邪気なメールが届き。


もうこんなのイヤだ・・・。


そう思う気持ちがいっそう募っていたアタシは
メールの返事を拒んでしまった。


夜遅くに、もう1通のメールが届いていたけれど。


その返事をも拒んだアタシがいた。


昨日は寝ちゃっててゴメン。

なんて他愛ないメールの返事を今日送ったアタシに
あの人から電話がかかったきた。


「昨日はなんでメールの返事くれなかったのか
深くは追求しないけどさぁ・・」

「寝ちゃったって言ってるじゃんw」

「そーなんだ・・まぁいいや。」

なんだか納得いってない口ぶりに、何かを察したんだと感じた。


「今週はオレ遅番だから仕事終るの遅いけど、金曜日は会える?
土曜日も会いたい」


そう言ったあの人の言葉を聞いた時。


あの人はアタシが思う以上に不安になってるん
じゃないか・・そう思った。


アタシがメールを拒んでいた理由は、知るわけもないけれど
アタシの気持ちが離れていきそうになるのを感じている
あの人の心が、痛いほど伝わってきていた。


今週の土曜は会社の男の子たちとゴルフに行き。


夜はまた、全然別の男と2人でデートをすることになっている。



あの人が金曜日に会いたいと言ったけれど。


土曜日は朝早いから、眠くなかったら会おう・・と言った
アタシがいて。


土曜日も会いたいというあの人に。


土曜日は帰りが何時になるかわからないから、約束は出来ない
と言ったアタシがいる。


そして・・ゴルフに行くことも、他の男とデートすることも
以前、アタシから聞き出して知っている あの人がいる。


あの人を避けたいと思ってるわけじゃないのに。


あの人を不安にさせたいわけじゃないのに。


矛盾するアタシの行動。



あの人が独身で、アタシの彼氏だったなら。


あんなにモヤモヤすることもなく
普通にメールを返しているアタシがいたはずで。


ゴルフだって、行かないでと言われれば、行かないだろう。


まして他の男と2人で飲みに行くなんて、ありえない。


結局アタシたちは、こーして傷つけあってしまう。


どうしようもない。


本当なら・・アタシだけが傷つくはずの恋。


それなのに、傷ついてるあの人がいることが、辛い。


心のどこかで思ってる。


例えあの人が傷ついても、あの人には待ってる家族がいる。


アタシは傷ついても、1人。

だからこそ、アタシは自分の心を守るために
ある程度の距離を置いて、一緒にいることを望んでいながら
それが出来ずにいる。


あの人を傷つけることは、なんでこんなにも
辛いんだろう。


あの人が不安になってる気持ちが、伝わってくる。


あの人はズルイ。


離れていきそうになるアタシを、先回りして。
こーして逃げ道をふさぐ。


そして・・アタシもズルイ。

2007-12-10 | 笑顔の記憶 | |

2007年10月29日(月)

もうすぐ社員旅行がある。


海外旅行ということもあり、必要書類には「国内連絡先」を
書く欄があった。


今日、そんな書類をいち早く提出したA部長。


その書類に目を通したアタシ。


もちろん、それがアタシの仕事でもあるからだ。


国内連絡先:○○○-○○○○
名前:○○○○
その人との続柄:妻


そう書かれた書類。


もうすぐ、あの人もその書類をアタシに提出するんだろう。


何かあったなら、すぐに連絡が行くのは奥さんで。


一番に連絡をしてほしいのは、奥さんなのだから。


あの人が大事に守りたいのは、アタシじゃない。


そんな現実を、また見せ付けられる日が
容赦なくやってくる。


そんな日を想像しただけで、辛くて、涙が止まらない。


それでも、クールに仕事をするアタシがいるんだろう。


笑顔で書類を受け取る、アタシがいるんだろう。


アタシが気にするんじゃないかって、いろんな書類を提出することに
躊躇しているあの人が、アタシの笑顔を見て、安心できるように。


だからアタシは、こーやって今のうちに、いっぱい泣いておくんだ。


あの人の前で、笑っていられるように。


そんな時、あの人からの電話があった。


「そーいえば、A部長が今日パスポートのコピー提出したんだけど
9年前の写真大ウケしたよーw」


そう言ったアタシに、あの人が言った


「オレもその写真見たっ!あれは笑うよなー(笑
あーーっ!ってことは、オレの写真も見られるってコトだよな。
オレも7年前の写真だから、笑われるかも(泣」


笑って交わされた会話。


でもアタシの心は、別のことを考えていた。


7年前。


それが、あの人の結婚した年だということを、アタシが
知っているせいで。


新婚旅行のためにパスポートをとった時の、あの人の顔なんて
見たくない。


また・・・アタシの心が叫んだ。


もうこんな辛い恋愛から、開放されたいのに
あの人の手を振り払えないアタシがいて。


誰かに救ってほしいって。

心が叫んでるのに。


そんな誰かなんて、どこにもいなくて。


闇に向かって、ただ泣き叫ぶアタシがいる。


はじめてのデートをした日から、たった2日しか経っていない
のに。


遠い昔の記憶のように感じる


まるで・・・。

あの日の2人は、もうどこにもいないかのように。


必死になって呼び起こす、記憶の中の2人は。
まるで小さなお守りのようで。


そんな小さなお守りに、必死にすがりつくアタシがいる

2007-12-05 | 笑顔の記憶 | |

2007年10月28日(日)

会えない日曜日


あの人のことを考えるだけで
苦しくなる胸は 相変わらずで。


一緒にいて、どんなに満たされようと
すぐに掻き消されてしまう。


そんな切なさを抱える 日曜日は


一緒にいる時間が長くなればなるほどに
切なさを増していく


あの人の日常が垣間見えるセリフだけが 思い出されて

溜息だけが零れる1人の休日は


どんなに空が晴れ渡っていようと

決して心が晴れることのない現実に

打ちのめされるだけだった



眩しい太陽も。


1日の終わりを告げる夕焼けも。


どんなにキレイな星空も。


1人で見る景色には、何の感情さえも沸かない



ただ・・あの人を思い出して、溜息がこぼれるだけの休日が

早く終ればいいと、願いながら。



夜は更けていく



必死になって、記憶の中で幸せだった2人を呼び起こし
満たされようとするアタシがいて。


それでも、今頃家族と一緒にいるという現実を想像すれば
一瞬にして掻き消されてしまう


そんな時

あの人から届いたメールに、また心を救われた


まるで切なさを抱える自分を騙しているような休日。


このまま騙され続けたい

アタシの気が済むまで。


そう願った。


もう二度と、あの人とデートに出掛けることはないだろう。


朝4時起きで仕事を終えてきたあの人と、他県にデートに出かけても。


眠そうに疲れてた あの人の横顔を見て。


無理をしてくれてるんだと 気づいたから。


いつだって。


あの人が無理してくれなきゃ会えない現実。


アタシのせいで、あの人が睡眠不足になってることも。


あの人が、嘘をついて家を出てくることも。


全部全部。


そうしなきゃ、会えないアタシたち。


「アタシたち・・無理しなきゃ会えないんだね。
お願いだから、もう無理しないで」


そう言ったアタシの言葉。


無理しなきゃ会えないアタシたちが、会えなくなると
わかっていても。


口にしたくなった言葉だった。


「そーいうコト言わないで」


そう言ったあの人がいたけれど。


無理をさせることが、こんなにも苦しいなんて。


今まで感じたこともなかった。


いつだって、一緒にいる男とは対等で。


どんな時だって、無理をしないで付き合ってきた。


無理をさせるぐらいなら、我慢する。


なのに・・今我慢することは、会えなくなることなんだと
知っているアタシがいて。


会えないことで、2人の心が離れていくことを知っている
あの人がいる。


無理しないで・・そんなセリフを強く言えない、弱い自分
が悔しくて。


なんだか情けなくて。


それなのに。


はやく会いたい。
そう思ってるアタシがいる。


なんてワガママなんだろう。


それでもやっぱり、デートに出掛けることだけは
我慢しようと決めた


たった1度、太陽の光を浴びてデートに出かけた
あの日の記憶を大事にしよう


もともとアタシたちは、太陽の光なんて
浴びちゃいけなかったのだから。


必死になって 不安掻き消そうとして。


ただ不安だけが スパイラルアップしていく日常に。


それでもまだ、あの人の優しい手に

救われているアタシがいる


アタシの願いは

あの人が、ずっと傍にいることじゃない


あの人の幸せを 壊すことじゃない


今一番願っているのは

ただ、愛しあった記憶の中の2人が

優しい笑顔で溢れていることだけ


それでも。


そんなアタシに、何が残るだろう


時々、虚しくてやりきれない この気持ち


どこに隠したら いいんだろう



たった1日の幸せなんて


不安に押しつぶされそうになる日を、支え続けるには


儚すぎる。

2007-12-03 | 笑顔の記憶 | |

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