smiley smile

いつも笑顔で歩く道

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覚悟

あの人と出逢ってからの1年半

あの人の笑顔が、変わらず今も傍にある


あの人の手を振り払えず、変わらない関係を
続けている自分を、本当に情けなく思う


出逢ってからの1年半

本当にいろんな事があった


ガチガチに凍りついた心が

あの人の優しさで 解けていくのを感じる日々


まるで薬のように

よく効くあの人のぬくもり


心の傷が

あの人の優しさで 埋められていく


それでも、やっぱり苦しい思いから開放される日は
1日もなかった


あの人と歩いてきた日々


交わした言葉の数だけ

交わしたキスの数だけ


その存在は大きくなっていく


親友のようであり、兄のようであり
時に子供のように いつも傍にいた


いろんな あの人を知っていく毎日の中で
いろんな自分を知っていく 戸惑い


言い慣れないワガママを口にして後悔する
そんなアタシを見て喜ぶあの人に 戸惑った日


抱えきれない想いを爆発させ、あの人の胸で
大泣きした夜


仕事で悔しい思いをした日、悔しいと言いながら
泣いた後、2人で笑った夜


いままで人前で泣いたこともなかったアタシが
あの人の前で 子供のように喜怒哀楽の感情を
開放している


今までのアタシは、言いたい文句はギリギリまで我慢し
出来る限り自分の中で消化しようとしていた


けれど、あの人は言いにくいアタシへの文句を口にする。


アタシが悪いんだと謝った あの日


言いたい事は言って、相手にも謝るタイミングを与える
ことも優しさなんだと感じた


そして、あの人が いつになく真剣に言った


「オレは今まで好きになった女は、何人かいるけど
こんなに好きだと思った女はいなかった」


どうせ過去の恋愛を 忘れてるだけなんだよ
と言いながら、軽く聞き流した


そんなあの人が、はじめて家庭のコトを口にした


「オレが結婚する1年前、ツレが死んだんだ。
その時、人生なにがあるかわからない・・だから、結婚して身を固めよう
と思った時、その当時付き合ってた彼女と、ただなんとなく結婚した。
でも今は寝る部屋も違えば、生活もすれ違い。趣味も合わないし
ほとんど口も聞かなくなった。」


だからアタシは言った

夫婦なんて長く一緒にいれば、そんなものじゃないの?・・と。


そんな話は聞きたくもなければ、言いたくもなかったけれど、
口をついて出た言葉は 大人ぶってフォローするような言葉ば
かりだった。


また あの人が言った


「りおは、オレとの関係に終わりがあると思ってる?」


当然あると思っているコトを伝えた



「りおが、新しい出会いを探して、飲み会に行ってることもわかってる。
でも、りおが他の男と・・って考えるだけで、オレはイヤなんだ。
できれば、ずっと一緒にいたいって・・そればかり考えてる」


なんて勝手なことを言ってるんだろう・・と思った。


「最近・・考えるんだ。
りおと一緒に生活したら、楽しいだろうなって。
りおとなら、ずーっと一緒に歩いていけるんじゃないかって。」


あの人のそんな言葉は、ただの現実逃避。
真に受けるほうがバカなんだと言い聞かせながら言った。


アタシのこと美化しすぎなんだよ。
だいたいアタシとだって趣味あわないじゃん・・と。


あの人は笑いながら言った

「うぬぼれんな!美化なんかしてねぇよ。」


それから沈黙の後。

今まで見たこともない真剣な顔で言った


「もう少し待ってて」


優柔不断なあの人が、はっきり言った言葉に 驚いた


「オレは家族を壊せない」


そう最初にはっきり言い切っていた あの人が
そんな言葉を口にした事に 戸惑った。


一緒にいたいなぁ・・と願望を口にすることは今までも
時々あった。


オレが全てを失っても、一緒にいてくれるのか?と聞かれ
た事もあった。


けれど、そのどれもが 独り言のように アタシに答えを
求めることはなく、最終的に中途半端に話を変える あの人
がいた。



出会いを探して飲み会に行くことでさえ、仕方がないことなんだと
何かを言ってくるようなことはなく、ただ聞きたくはない・・と
だけ言う人だった。



同じ会社の人とは飲みに行かないで欲しい・・とワガママを言う
ことはあっても、結局最後は、行っていいよと言う。


決して強引ではなく、無理強いもしない。


アタシの意思を尊重してくれる優しさは、1年半経った今でも
相変わらずだった あの人


そんなあの人が、「待ってて」と言ったこと


その、事の重大さをわからないわけじゃなかった。


中途半端な気持ちで「待ってて」と人に言えるものじゃない。


行く気もないのに、「ソコで待ってて」と誰かに言う人はいない。


わりと言葉を慎重に選ぶあの人が、その場の雰囲気で適当に言う
セリフではないことぐらい、1年半も一緒にいればわかる。


「待ってて」


その言葉に、それなりの覚悟があるんだという想いが伝わってきていた。


わかるからこそ、必死に止めるアタシがいた。


別れたい理由より、一緒にいる理由のほうが たくさん
あるなら、別れちゃダメなんだよ・・と。


必死で止めるアタシがいるのはキレイごとでもなんでもなく。


ただ・・アタシにその覚悟ができていないからだった。


好きだとか、惚れてるとか。

そんな想いを抜きにしても、人として「合う」と感じた 唯一の人


肩の力を抜いて、人間らしく、そして女でいられる

そんな唯一の居場所


そんな あの人と一緒に歩いていけるなら・・・なんてバカなコト
を考えないわけじゃない。


だからと言って、あの人が全てを失うことは、犠牲にするものが
多すぎる。


あの人だけじゃなく、人の幸せを犠牲にしてまで手にいれる価値が
この恋愛にあっていいわけがない。


例えばもし、あの人の子供が出来たなら。


1人で育てていく 覚悟を決めるだろう。


でももし、あの人が全てを捨てたとしたなら。


その先 あの人の人生に、そして犠牲にする多くの人に
責任を持つ覚悟なんて今のアタシにはないんだ。


情けないけれど、今のアタシは あの人から離れることも
出来ない。


でもアタシは待ってない。


あの人がそんな道を歩かないよう、必死で説得するだけ。


それでも あの人がその道を選ぼうとするのなら、勝手に
すればいい。


でもその時は・・。


覚悟を決めて、あの人に ついて行くアタシがいるんだろう。

2008-07-28 | 笑顔の記憶 | cm : 3 |

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